三条市 産婦人科 茅原クリニック 「安らかな良いお産と女性のためのプライマリーケア…皆様のご要望に応じられるように今後とも創意工夫・努力精進を、重ねてまいります。」
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第3回 貧血を予防しましょう

妊娠すると、赤ちゃんの発育や子宮胎盤の発育、乳腺の発達などに必要な栄養を送るために、血液の量が増加します。しかし、血色素の増加がそれに追いつかず、血液が薄れてしまいます。また、7ヶ月頃からは、お母さんの体は水をためやすくなるので、血液が薄れて貧血になる人が増えます。貧血にならないために鉄分を多くとるように心がけましょう。


★鉄分をとる時のポイント

その1 鉄分の多い食品をとりましょう!
その2
 1日3食、規則正しく食べましょう!
その3 毎食バランスよく食べましょう!
その4 タンパク質をとりましょう!血色素や赤血球を造ってくれます。
      (卵、赤身の肉類、魚類、牛乳、乳製品、大豆、大豆製品など)
その5
 ビタミンCをとりましょう!鉄分の吸収を助けてくれます。
      (大根、アスパラガス、ほうれん草、いちご、レモン、みかんなど)
その6 ビタミンB6をとりましょう!血色素を造るのを助けてくれます。
      (くるみ、プルーン、まぐろ、さけ、さんま、さばなど)
その7 ビタミンB12をとりましょう!正常な赤血球を造ってくれます。
      (チーズ、納豆、アサリ、しじみ、かき貝、卵、にしんなど)
その8 葉酸をとりましょう!鉄分の吸収を助けてくれます。
      (ほうれん草、キャベツ、アスパラガス、ブロッコリー、カリフラワーなど)

★鉄分の多い食材
貧血と診断されたら、鉄剤が処方されます。しっかりと服用しましょう。便が黒くなりますが、心配ありません。
まれに、吐き気や胃痛が出ることがありますが、その場合は服用を中止して外来でご相談ください。

 食品名  
1食分(g) 
鉄量(mg)
肉類
豚レバー  
鳥レバー  
牛レバー  
牛ヒレ肉  
牛もも肉  
50
50
100
100
100
 6.5
 4.5
 2.0

 2.6

 2.3
魚介類
わかさぎ
4匹
カツオ  
カキ貝
6個
アサリ
むき身10個
しじみ
殻つき15個
50
100
80
30
50
 2.5
 1.9
 2.9
 2.1
 1.0
豆・豆製品
大豆(乾)
大2
高野豆腐(乾)
1枚
納豆  
きな粉
大2
20
20
50
10
 1.9
 1.9
 1.7
 0.9
 
卵(卵黄)
1個
20
 0.9
野菜類
ほうれん草  
小松菜  
春菊  
ブロッコリー
2房
切干大根(乾)  
菜の花  
50
50
50
30
20
30
 1.9
 1.5
 1.0
 0.6
 1.9
 0.6
藻類
ひじき(乾)
大2
刻み昆布  
10
5
 5.5
 0.4
種実類
炒りごま
大2
ピスタチオ  
6
20
 0.6
 1.4

 

プティトマトのシロップ漬け(デザート)

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夏にぴったりなデザートです。
詳しいレシピはこちら
 
 
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第1回 妊娠中の栄養と食事
第2回 つわりのころの食事
第3回 貧血を予防しましょう
第4回 カルシウムを摂りましょう
第5回 妊娠中毒症を予防しましょう
第6回 肥満を予防しましょう
第7回 食事の注意のまとめ
第8回 カロリー計算について
第9回 食生活Q&A
第10回 つわりの対処法
第11回 仕事・家事について
第12回 性生活について
第13回 旅行について
第14回 妊娠中のくすり・他科受診について
第15回 アトピーなどのアレルギーについて
第16回 時間外に緊急受診するコツ
第17回 妊娠と美容
第18回 お母さんの口腔衛生について
第19回 妊娠体操
第20回 こんなことにも気をつけて

第21回 マタニティー・ヨーガへのお誘い
第22回 マタニティースイミングのすすめ
第23回 マタニティエクササズ<産前>&アフターエクササイズ<産後>
第24回 お産に向けた心と体の準備


 
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