
おわかりのように、妊娠中の食事の大きなポイントは、1日3食を規則正しく、バランスのとれた食事をとることです。
そうすれば、体重増加、カルシウム不足、貧血になりにくいということです。
●食材30種類以上 |
●早寝早起きの生活を! |
●1日12種類以上のメニュー |
●間食を取らない!偏食はしない! |
●朝食をしっかりと!! |
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★お産の明暗を分けるのは何か!?
安産につながる!!体重管理のコツ
「妊娠したら体重管理をしっかり!」とよく言われるけど、いったいそれはなぜなのか?
そのところを把握していないと、「体重管理」なんて、ただつらいだけ。
本当は悔いなきお産をするためなのに…。
今すぐ、なぜ必要なのか、どうするべきか、きちんと勉強しておきましょう。
こんな危険が…
難産 |
妊娠糖尿病 |
お母さんが太りすぎると、赤ちゃんが4000gを超える、いわゆる巨大児になる確率が高くなります。加えて、産道に脂肪がついたりすると、赤ちゃんが通りにくくなり、お産が長引くことがあります。陣痛微弱にもなりやすく、その結果、母子ともに体力が低下したり、胎児仮死、帝王切開などになる危険も大きくなります。 |
妊娠糖尿病は、自覚症状がほとんどないため、気付かないまま重症化することもある怖い病気です。発病すると、胎児にもたいへんな悪影響があるといわれています。肥満の人やもともと糖尿病を患ったことのある人は注意が必要です。 |
ほかにもある!太り過ぎの危険
急激に体重が増えると、身体全体への負担が大きくなります。腰痛が悪化したり、貧血、静脈瘤を起こす危険も。また、妊娠線ができる、産後に体型が戻りにくいなどの女性にとって最悪なトラブルも…。 |
妊娠中毒症 |
妊娠中毒症は、高血圧・尿蛋白・むくみという3つの症状の程度で、重症と軽症に分けられます。重症になると、妊娠中や分娩中にお母さんがけいれんを起こしたり、血液の循環が悪くなって、赤ちゃんに十分な栄養が届かず、発育が悪くなったりします。妊娠中に10kg以上の体重増加や1週間に500g以上の急激な体重増加の人は要注意!! |
食事の自己管理と適度な運動を心がけて、
自分の体重をしっかりと管理することが大切!!
★妊娠中の食事について…10ヶ条
食事はとても大切です。規則正しい食生活。バランスのとれた食事。肥満の防止。食事の内容をみればそのひとの人格までわかるとさえ言われます。具体的に箇条書きしてみましょう。

1.朝は余裕をもって起きて、朝食をきちんと摂りましょう。
2.昼食をしっかり摂りましょう。
3.夕食は食べ過ぎないようにしましょう。夜食はだめです。
4.間食(スナック・おやつ)はやめましょう。
5.飲み物はお茶類で。甘い飲み物はやめましょう。
6.果物の摂り過ぎは肥満の原因です。野菜の代役にはなりません。
7.動物性脂肪、糖質は控えましょう。
8.味付けは薄くしましょう。
9.野菜・海藻・小魚類をたくさん摂りましょう。
10.外食は塩分やカロリーが高いことが多いから注意しましょう。
★太りすぎるとなぜ困るか?
1 .難産の原因です。赤ちゃんも苦しみます。
2 .妊娠中毒症をはじめとする各種の異常が起きやすくなります。
3 .産後も体重が戻らず自分もがっくり。夫もがっくり。
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